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☆クライマーズハイ☆☆☆☆

昨日も映画について書いたが、決して毎日観て居るわけではないのです。
暫く経って、反芻してから書いたりしていますが、今日はこの
「クライマーズハイ」を、昼間仕事が終わってから駆けつけて観ました。
平日昼間なのに、、、何故こんなに映画館に人が多い?

いやはや、群馬県の北関東新聞社の内部はこんなにも凄いのか?
実は、私の曾祖父が事業の一環で創立者だった 福岡の新聞社。
祖父は、若い時は事件記者、その後は政治記者。
政治家の裏も表も選挙もそれはそれは、家族中がてんてこ舞い、
お客は常に20人、住み込み書生さんも3人居て、お手伝いさんは各子供(母達兄弟)
に一人付き、祖父母に一人づつ、合計何人の家族以外が食事をしていたか
数えたことがなかったとか。新聞社の家族が壮絶な生活を毎日していたのが
今日のこの映画を観て、一寸想像できました。そういう環境で祖父母の家に行ったら
暮らしていましたから、事件記者、番記者、特ダネ、抜きだね、
遅番、早番など子供の時から言葉だけは知っていました。

映画としての中心は、群馬県の御巣鷹山、日航ジャンボ機墜落事故を追っている、キャップの記者魂。男の仕事上の嫉妬、大変だった事故の取材。
入り混ざって秒読みの忙しく罵声を飛ばす、画です。
それと平行して、谷川岳の衝立岩のハング壁にとりつく山男が人間味を表している。
現代日本映画もここまで、実のある、魂にグッと来た映画を作ったか!
最後の場面が、一寸首を捻る、何これ?的でしたが。。。

日航機事故の慰霊が又8月12日やってくる。この映画を観た人は
自分がこの事故と全く関わっていなかったとしても、今年は
思いを新たに、犠牲者への慰霊の気持ちを心の中で持つであろう。
毎月関越道で通って、美しい!と恐い!が同居して見上げる谷川岳で
命を落とした700名余の事も知りました。
時間があったら、皆様も是非観て欲しいと思います。
坂本九さんの 見上げてごらん夜の☆を! 合掌
by violinland | 2008-07-08 22:58
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