7月の梅雨明け前のある日の午後、信州、伊那谷の
こんな風景の所で、Bachの無伴奏ソナタ他を弾いていました。
庭の木陰で弾いていたら、色んな鳥が飛んできて、一緒にさえずるのです。
後は飼い猫まで庭に出てきて、聴いて(?)いた。
音が散ってしまうと思いきや、とても良い響きなのです。
意外でした。 この家のご家族、お隣のおばあちゃんと孫娘、
など6人が聴いて下さっていました。
何という、優雅な時間だったでしょう。
こういう、環境で音楽を楽しめる貴重な経験でした。
しかし、谷なのに暑過ぎず、湿気も余りなく、すがすがしい午後でした。
ここに居を構えられた方は、最高の知的レベルと自然を享受なさっている
有名人ですが、何故、ここなのか?の謎が解けたような気がしました。
素晴らしい空気と家が常に開放されていても、安全というのも一つの
鍵かな?
秋は又、紅葉の美しい頃、訪ねるでしょう。
庭で弾いたBach 初体験の巻。
尾瀬で疲れた身体を翌日ここで癒しました。